ファミリーヒストリー5

2024年05月22日 08:38
カテゴリ: アミモト日記2

(´ω`∩おはー☁
 
ファミリーヒストリー5
 
わたくしが物心ついた時には10人くらい職人がいたな
 
ペンキ缶の積んである片隅で祖父が看板を描く
 
工事現場の入り口にある工期や会社名を書いた大変ご迷惑しておりますペコリのやつだ
 
じっと横で眺めるわたくし
割りとじいさん上手かったな
文字は下書きしてたけど絵は筆で直にやってたな
 
当時は個人事業の形で祖父母に我が家と叔父夫婦の家計がひとつ
それに職人が10人もいたから祖父の税金がえらいことに
 
当時は納税額が冊子になって売られてる時代
 
三井東圧で祖父を知る者はすごい嫉妬
村八分みたいな扱いだったな
 
わたくしのような子供が八百屋や酒屋に行っても売ってもらえない
工場の労働者がアミモトに売ったら来んからな!といじめのような行為
 
当たり前に協力企業として仕事を請けてたから、仕事をくれる役職の方はそんなことせんかったのにな
 
それを機に法人化
父親が社長で叔父が専務
 
倉庫にしていた東圧正門前の空き地に社屋と自宅を兼ねた鉄筋コンクリートの三階建てを新築
 
何百と並ぶ古い長屋の社宅から嫌でもうちの前を通る労働者たち
 
その鉾先は小学生のわたくしに向かい
買い物は売ってくれない
意味不明な労働者の罵詈雑言
社宅のアパートの間を近道すると石を投げられたり
2mくらいのところから突き落とされたり
 
父母に一言もゆわなかったけど、底辺の労働者てほんとキチガイだよなWW
父親は故郷だけどわたくしには色あせて見えました
 
父親と叔父は偉いさんの接待の毎日
二人で月に300万円酒代に使ってたゆうてました
 
毎晩家におらんかったな
 
精錬所や近くの工場、地元建設会社、ゼネコン、公共工事
 
あの足場のかかっとるとこ父さんがやりよんぞ
そう自慢げに語る父親に、わたくしが受けたつらい体験は話せなかったな
 
次に続く
 
さあて
本日も頑張りまっさーじ!

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