術者の責任15番の針

2022年06月13日 09:00
カテゴリ: アミモト日記2

(´ω`∩おはー☁
 
うどん県コロナ
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さて
普段は按摩仙人の利用者について個人や個別の案件は書かないんだけど、問題提起や按摩仙人の運営方針を知ってもらうためにも書いておきたいのです
 
昨日に来院してくれた高齢者男性
腕を中心に上半身マッサージ施術したんだけど、本当は鍼をしてほしかったそう
 
普段は週に3日ほど鍼灸院に通ってるとか
 
多いのではないか?と思うよなWW
最初のうちならまだしも十年だとか
それは治療効果がない施術だからそうなっているのではないか?と答えるわたくし
 
その鍼灸院では鍼の太さが15番を使っているから、わたくしのところで15番を打ってくれと言います
 
いや、それは太いし意味がないのではないか?施術部位が適切でないからわたくしに1から任せて下さいよと話します
 
いやいや、15番でないと効かないんやー
この問答を何度も繰り返しますWW
 
按摩仙人では2番0.16ミリ、または3番0.18ミリの鍼が中心に施術しています
鍼を打ちなれた方にたまに5番の鍼で腰の深いところを狙うこともあります
 
数年に一度、手だてのないお尻の深い部分の痛みが取れないときに8番を使うことがある程度です
この8番なら普通ではビビる太さWW
針金みたいなもんです
 
それを細い小柄なおじいさんに15番とか無いよな
問屋が取り扱ってない太さなのではないかとも思います
 
細いおじいさんの背中は2センチも刺すと肺に穴が開く危険があります
マックスで2センチの深さを打つにしても2番の太さがあれば十分
ワシは15番が曲がるほど凝ってるんや!と主張するおじいさん
いや、打つだけなら2番や3番でも曲がりませんとわたくしWW
 
問答は繰り返されつつ施術を進めるわたくしWW
 
鍼を打たれる経験は五十年あるんや、30軒以上行ってるワシは正しい!
 
だーかーらー、それを繰り返してきたから週に3日受けても改善しない身体になったんですよ
どんどんヒドくなるのは施術の方針が間違ってるんですよ!
 
会話のキャッチボールに疲れたわたくしWW
 
よく流行ってる治療院は患者がしてほしいところをやってくれる、ワシの経験は正しい!
 
いや、そうゆうふうにココをやれって指示する方で症状が悪化する場合は、やっていない部位に問題がある場合が多いんだなですよ!とわたくし
 
いいなりで施術をする治療院は流行っていると言った手前、次々と入る予約に今度は、アンタはワシが受けた中で一番の理論派だと言い出しましたWW
 
ん?屁理屈が過ぎるとおっしゃりたいんですか?!WW
でも、有資格者として知識と経験に基づいて責任ある施術をし、患者さんが早く良くなるために一生懸命なんですよ!
 
まあ
わたくしは怒ってもいないし、おじいさんが気になる部位をやってほしい気持ちも分かります
太い鍼や強い刺激でないと効かないと思いこんでる方も何十人も診てきました
 
結局、気に入らない方は一回で来なくなるし、黙って任せてくれた方は、ああアンタのゆうとおりやったなと何年も通ってくれる常連さんになったりします
 
でもさすがに15番はないわな
 
このおじいさんは2年ほど前にも電話で問い合わせしてきたので丁重に他をお探し下さいと断ったのに
今回はマッサージ施術を受けながら15番をやるか交渉に来た感じ
 
責任を持って施術を進めるためには術者と患者は対等
お互いの意見を出し合い納得していかんとな
 
それで術者に任せたら計画的に進めさせて欲しいよな
 
医師、歯科医師以外に、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師だけが法律で認められた独自裁量権を有します
もちろん業務範囲内ですが
 
利用者のニーズに応えるのも必要だし、言いなりで治療になっていないと患者のデメリットになるし
 
患者の思い込みや勘違いで初診時は意見が食い違うことはよくあります
わたくしが傾聴すること、わかりやすく説明すること、意見をすり合わせることでほぼ解決します
 
ひさびさの手ごわい強敵
いろいろ考えた1日でしたWW
 
さあて
本日も頑張りまっさーじ!

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