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あん摩マッサージ指圧、鍼、灸とは?

歴史/日本人と共に1200年

按摩・鍼灸の歴史
1200年以上前に遣唐使船により大陸から伝来されました。同時に鍼灸も入ってきました。
暖かい大陸の南方は漢方、寒い北方は鍼灸按摩が広まっていたとされています。
この時から日本人と共に歩み、健康と癒やしを担うはじまりとなりした。
簡単に人の手だけでできる按摩。
大河ドラマでも戦国武将たちが受けていますね。
天皇の身体に鍼を打つことが政局に発展したこともあります。

江戸時代に盲人杉山和一が現在主流の管鍼法を発案。痛くない日本式鍼が発展していきます。
目が不自由な人に仕事を与え自立させることになったのもこの頃です。
高貴な家庭なら琵琶や三味線など、そうでないなら按摩が生業です。暗算が得意な人も多く貸し金業の免許も与えられたとか。この取り立てが厳しく、視覚障害者が忌み嫌われたエピソードがあります。

明治に入りフランスからマッサージが伝来。
最初のマッサージは引っ掻くものだったらしいですが、身体に与える効果を鑑みると今の按摩仙人の按摩に近いと思います。
その後、医療目的だと主張する指圧の方々が現れます。
わたくしから言わせると、本来の揉むことが習熟できておらず、按摩を知らなかったのでしょう。WW

戦後にあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律ができて知事免許の資格制度となりました。
有資格者しか業を行えなくなりました。
平成からは国家資格です。
2000年以降は鍼灸の定員が撤廃されましたが、按摩の人数は一定です。
あん摩マッサージ指圧師の半数はわたくしと同じ視覚障害者です。

東洋医学/人体は不変。東西は通ず。

いにしえの医学東洋医学では、気や血、津液などが身体のエネルギーとして位置付けられてきました。
もちろん現代の医学では整合性のとれない部分もたくさんあります。
しかし、人間の心身がそこまで変化したのでしょうか?
人体の構造や機能はまったく変わっていません。WW
古の医学は人体に起きる反応を積み重ねた医学。
時代による人体の変化が無いのなら東洋医学は有用です。
この東洋医学は、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師くらいしか使わないでしょう。
養成課程や国家試験にも取り込まれています。
薬剤師や医師もいますがごく稀でしょうね。

臨床施術の経験値を重ねると、西洋医学と東洋医学の境が重なることが分かります。
どちらも人体は同じなのですから当然と言えば当然。

どちらか片方から進んでも、双方は通じているのです。
なかなか東洋医学を用いる按摩や鍼灸を医学だとわからない方も多いですね。
現在の日本の医療は保険医療が中心であり、医学ではありません。WW
ざっくり捉えたり、全身を診る東洋医学は、なかなか今の保険医療にはなじみません。
理解できるには経験を積み、全身を俯瞰できるようになり、さらに東洋医学の考え方も知っておかなければなりませんからね。

科学的に証明しにくい按摩鍼灸の人体への反応。
受けた感覚、そしてわたくしの手指の感覚。これに一番頼るのですが、鍼灸按摩をどんなものか理解した上で、ぜひ施術を受けてもらいたいですね。

効果/難しいエビデンス提示。習熟度のバラツキ。

按摩は筋肉の緊張を緩ませ、血流量を増大させます。細胞内のミトコンドリアが増えるとも言われています。
手指だけでこれを行うのですが、これが術者の習熟度によりバラバラです。
理由は身体の構造と機能を理解していないことでしょうね。
按摩マッサージは緻密な手指の力加減ひとつで大きく変わります。

鍼の効果はどうなのか?!
一般的にはツボなどと言われますが、あまり関係はありません。
筋肉や関節に関連した組織の状態に働きかけることが最大の目的です。
神経を興奮・抑制させたり、免疫機能を惹起させたり、それらを総合的にコントロールし、東洋医学で言う気や血を調整します。
ぶっちゃけ、未だに科学的な根拠が、というより基礎研究が遅れている世界。
個人の技法にもバラつきがあり、按摩以上に習熟度が問われます。

医学的根拠を指し示すことが難しく、比較しにくいです。
自費施術で腕を磨いてきたような術者に任せて一度でも受けてみること。これが最善でしょう。

灸の効果は、やけどを起こして治そうとやってくる白血球をよんでくること。
温めるだけのものもありますが、それなら温熱機器やカイロでも良いのではないか?WWと思います。

関連法規/野放しの無免許マッサージ

われわれ鍼灸按摩師は法律による存在根拠があり、法令を遵守して活動しています。
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律。
通称あはき法に記載されています。
この法律は戦後制定されたのですが、それ以前の無資格営業の者には特別に許可を与えました。
まだ特別な許可をもらった方が施術所を営んでいるなら九十歳以上です。
それ以降は国家資格を持つ者は厚生労働省の名簿に記載され、施術所開設にあたり保健所に届け出をしています。
これをしていない者は無免許・無届け営業として罰則があります。
国家資格は個人個人すべてに必要で、資格で免許された部分の仕事しかできません。
鍼と灸の試験問題はほぼ同じですが、それぞれの免許が分けられています。

鍼、灸、按摩ともに法律で定めた学校で三年以上学ぶと国家資格の受験資格が得られます。

以前、無免許の者が電気治療機器を使用し、医業類似行為に問われた裁判がありました。
最高裁では差し戻され、高裁で有罪判決となりました。
この時に職業選択の自由があるが、公共の福利が優先すると判断されました。
そして施術が危険かどうかの判断は個別にすると判例が出ました。

これが無免許マッサージ問題の引き金です。

オラたちには職業選択の自由があるだ!
強い力を加えなけりゃ危なくねえべ?
うちは癒やしだから治療じゃありません!
などとムチャクチャな主張をする無免許マッサージが横行します。
もともと有資格者だけを管轄する保健行政には、溢れる無免許マッサージに対応できる体制がありません。
またマッサージの定義があいまいなままで、無免許者の行うリラクゼーションやもみほぐしと自称されるものと違いを示せないのです。
脱法な悪質な業者は野放しのまま何十年も経ちました。

われわれ国家資格を持つ事業者は広告の制限も定められています。
名称や所在地、電話番号、営業日時、保険や駐車場の有無。
これ以外は書いてはいけないのです。WW

料金などはいいだろうとは個人的には思います。
またホームページは一度クリックするので広告の制限はお目こぼしされています。
ですが最近は集客に繋げたい一心で、過剰な広告を打ち出し、交通事故専門、ムチウチ専門、骨盤矯正や美顔矯正など根拠のない広告は指導されています。
逆に言えば、これらの文言を使う施術所は避けた方がよい証左となりますね。

広告の制限は行き過ぎた悪質業者のせいで厳しくなる一方です。
コンサルタント業者の作成した、やらせのような患者様の声や疾病と効能をうたうものは指導の対象です。
また患者の写真など掲載することは国際条約でも禁止されています。

有資格者には厳しい制限があります。
なぜか無資格の方々は取り締まられません。WW
本来なら有資格者より厳しくなければならないはずなのに。

無免許マッサージ問題などを問い合わせると、整合性のある返答はいただけません、香川県庁健康福祉部国保医務課や高松市保健所保健対策課の方々に頑張ってもらいたいですね!

接骨院、整骨院との違い/おかしな保険制度。

あん摩マッサージ指圧師はこれを職業とします。
接骨院・整骨院は柔道整復師の施術所です。
こちらは主に出血してないケガの治療をします。
打撲や捻挫です。

ケガの治療のひとつとしてマッサージを用いますが、肩こりやリラックスするためのマッサージはできません。
保険の利用は不適切でしょう。
なぜかマッサージの本職であるわれわれあん摩マッサージ指圧師には保険が取り扱えません。WW
寝たきり老人の訪問マッサージや医師の同意書など、悪質な業者しか儲からないシステムです。

白衣を着たシロアリさんのように医療費にタカる悪質業者にはご注意を!
整骨院に遣われる健康保険料は毎年数千億円
これはすべて額に汗して納めた皆さんの健康保険料です!

窓口負担が安いから、、。

本当にそうですか?
本来の支払額に上乗せされていませんか?
ケガの原因や位置が改ざんされていませんか?
診療明細をきちんと読んでいますか?

接骨院・整骨院の正しいかかり方を知り、われわれ鍼灸按摩マッサージ指圧との違いを理解して適切に活用して欲しいと思います。

正しくやればやるほど保険とはかけ離れる今のマッサージを取り巻くおかしな保険制度。

きちんとしたマッサージは保険が使えないことは覚えておいて下さい。

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